【読書初心者にもおすすめ】夏に読みたい本5選

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今年も暑い夏がやってきました!

猛暑の日には冷房の部屋でゆっくり読書をする方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はこの季節に読むのにぴったりの本をご紹介します!

こんな人におすすめ

  • 夏に関連する本を読みたい方
  • 読書をしたいけど何から読んでいいかわからない読書初心者の方
  • 夏休みに読む本を探している学生

夏に読みたい本 5選

  1. 真夏の方程式
  2. 阪急電車
  3. あと少し、もう少し
  4. 夜のピクニック
  5. 坂の上の雲

1、真夏の方程式 

 夏に読みたい本、1冊目は東野圭吾さんの『真夏の方程式』です!

こちらは大人気のガリレオシリーズ6作目の作品になります!

映画化もされていて有名な作品で、とても読みやすいです。

シリーズの6作目ですが、ガリレオシリーズを初めて読む方にもしっかりと理解できます。

ガリレオこと湯川学が仕事で訪れた海沿いの観光地で起こる不可解な連続殺人事件、街の旅館の娘で環境を守る活動をする女性、警視庁にいて別の事件を追う草薙刑事、そして湯川と街で出会った少年とのひと夏の思い出、それぞれが重なり合い衝撃の結末を迎えます。

ガリレオシリーズに欠かせない科学を使った圧巻の推理劇はもちろんのこと、どこか懐かしさを感じさせる海や花火など夏を描いた描写の数々も必読です!

2、阪急電車

2冊目は有川浩さんの『阪急電車』です!

関西地方を走るローカル線・阪急電車、宝塚線の宝塚駅から西宮北口駅を繋ぐ電車の中で起こる様々な出来事が描かれます。

図書館で知り合った男女、婚約者を取られた女性、祖母と孫、訳ありそうなカップル、女子高生のグループ、おばさん軍団・・・それぞれの物語が重なり合い、奇跡を生みます。

長編小説でありながら宝塚線のそれぞれの駅ごとに数話に分かれているので、すき間時間にも読みやすいです。

 ここで描かれるのは彼らの日常ですが、作中にもあるように「電車の中にいる人々はそれぞれのドラマを描いている」ということを教えてくれます。

通勤・通学の電車に乗る時はもちろん、何気ない日常の大切さを思い出させてくれる小説です!

有川浩さんのファンの方、そしてこの小説を気に入った方は阪急電車で聖地巡礼をしてみてはいかがでしょうか。

明日の電車で隣に座る方はあなたの人生のドラマの重要人物かもしれません。

3、あと少し、もう少し

3冊目は瀬尾まいこさんの『あと少し、もう少し』です!

この作品は中学の駅伝部を舞台にした青春小説です!

駅伝部の部長である桝井は最後の駅伝大会に向けて意気込んでいたが顧問が頼りない教師に代わってしまうという出来事に見舞われます。

そんな中で駅伝のメンバーを募ることに。

集まったメンバーはいじめられっ子、不良など個性豊かな面々。

彼らは様々な出来事を通して絆を深め、少しでも長くこのメンバーで走れるように必死で襷を繋いでいきます。

目の前のことに熱くなれる青春を感じる長編小説です。

この小説は駅伝部が舞台になっています。

夏休みはずっと部活をしていた(している)という方も多いのではないでしょうか。

私は本作を読むことであの夏の熱い気持ちを思い出しました。

どんなことにも全力で取り組んだ青春、その懐かしさと明日からまた頑張る気持ちをくれる感動の青春小説です!

4、夜のピクニック

4冊目は恩田陸さんの『夜のピクニック』です!

この作品は2005年の第二回本屋大賞を受賞しています。

ある高校で行われている行事・歩行祭。

この行事はただ生徒たちが歩き続けるというシンプルなものですが、その途中には個性豊かな登場人物たちが織りなす数々のドラマが詰まっています。

高校生ならではの人間関係やそれぞれの想いが交錯し、行事の終わりには感動の結末を迎えることになります。

この作品の個人的なポイントは複雑に絡まり合う人間関係にあると思います。

高校生は多感な時期であるとともに部活や進路などそれぞれの目標を必死で追っていく時期でもあります。

そんな中での友達・恋愛関係はそれぞれを理解し合うことの難しさを感じるでしょう。

誤解やわだかまりが絶えない中でも目の前の人と向き合い、絆を深めていく。そんな青春時代の人間関係を見事に描いている作品だと思います。

この作品を大人が読むと学生時代への懐かしさを覚えるとともに、人間関係において大切なことを改めて感じさせてくれると思います。

5、坂の上の雲

5冊目は司馬遼太郎著『坂の上の雲』です!

この作品は明治維新を経た日本が近代化を果たし、大国ロシアと対峙するまでを描く物語です。主人公となる人物は3人です。

1人目は日本の騎兵を育て上げた秋山好古(よしふる)。『進撃の巨人』のピクシス司令のモデルとも言われています。

2人目は好古の弟で連合艦隊参謀の秋山真之(さねゆき)。

3人目は日本を代表する俳人のひとり・正岡子規。

彼らを中心に日本の近代化の過程が鮮やかに描かれます。

我が国がどのような歴史を辿ってきたのか、そして当時の日本人がどのように生きていたのか、そのロマンに触れられる作品です。

この作品は非常に長く、文春文庫版は8巻まであります。

お盆休みなど長いお休みの間に挑戦する作品としてぴったりだと思います。

また、3人の主人公の出身地は愛媛・松山ということで、坂の上の雲ミュージアムなど聖地巡礼をするのもいいかもしれません。

終わりに

夏は長いお休みもあり、暑いのを避けて部屋に閉じこもることもある読書にぴったりの季節です!

この記事が夏の間に読まれる本の参考になれば幸いです。

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