今回は池井戸潤さんの小説『下町ロケット』を紹介します!
阿部寛さん主演でドラマ化もされているので有名な小説ですよね!
あらすじや見どころに加えて、シリーズの読む順番もこの記事でわかります!
こんな人におすすめ
- 前向きになれる小説を探している人
- 目標や夢に向かって頑張るモチベーションが欲しい人
- ビジネス小説が好きな人
あらすじ
東京にある町工場・佃製作所の社長・佃はかつてロケットの技術者だった。
しかし、佃製作所はライバルからの訴訟などで倒産の危機に陥っていた。
そんな中で超大手企業・帝国重工の社員がロケットを打ち上げるために必要な技術を求め佃製作所を訪れる。
佃がかつて追いかけた夢と会社の命運を賭けて佃製作所の挑戦が始まる。
『下町ロケット』を読む順番は?飛ばして読んでも大丈夫?
小説『下町ロケット』は現在4作が発刊されています!
時系列は発行順なので読む順番もその通りにするのがおすすめです!
①『下町ロケット』
②『下町ロケット ガウディ計画』
③『下町ロケット ゴースト』
④『下町ロケット ヤタガラス』
ちなみに、全4作品で飛ばして読みたい方もいらっしゃるでしょう。
『下町ロケット』シリーズは登場人物が引き継がれていたり、それぞれの作品に繋がりがありますが、3作目の『下町ロケット ゴースト』までは途中から読んでも楽しめると思います!
個人的には『下町ロケット ゴースト』と『下町ロケット ヤタガラス』は特につながりが強いので一緒に読むのがおすすめです!
おすすめポイント① とにかく前向きになれる!
主人公・佃をはじめ、この小説の登場人物たちはそれぞれが情熱を持って仕事に取り組んでいます。
「自分が作る部品でロケットを飛ばしたい」、「新しい技術で病気の子供たちを救いたい」などその目的はさまざまです。
私利私欲のためにそれを阻止しようとする者との対決など多くの困難に直面しつつも、本気で仕事に向き合い、仲間と協力して乗り越えていく姿には毎回心を打たれます!
彼らを見て「もっと頑張ってみよう」、「もう一度頑張ってみよう」という思いにさせてくれる作品です!
おすすめポイント② 痛快な逆転劇に痺れる!
このシリーズのもう一つの醍醐味は痛快な逆転劇です!
『半沢直樹』シリーズなど池井戸潤さんの作品の代名詞といっても過言ではありません。
『下町ロケット』ではライバル企業による卑劣な攻撃、『下町ロケット ガウディ計画』では、佃たちの計画を阻止しようとする権力者からの妨害など、どの作品でもピンチが訪れます。
それに対して佃たちは、挫けそうになりながらも自らの目的のために信念を持って行動し、時には強大な敵に立ち向かっていきます。
彼らの圧倒的な意志の強さには感動させられました!
それと同時に、困難に直面しても人を前に進ませる夢や理想、目標を持つということの大切さも感じることができました!
私も彼らのように一生を懸けてでも叶えたい夢というものを見つけたいと思いました!
まとめ
今回は『下町ロケット』シリーズの紹介でした!
心が熱くなり、明日からまた頑張ろうと思わせてくれる作品です!
ぜひ、書店で図書館で手に取ってみてください!
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